知能制御工学コース
知能制御工学コース
ロボット、自動車、産業設備、家電製品、医療・福祉機器などは、さまざまな機械技術や電気電子技術などが複雑に組み合わされて形作られています。このような物を人間の望むとおりに動かす(コントロールする)方法を追求する学問、それが制御工学です。知能制御工学コースでは多様な技術を総合的・横断的に取り扱えるメカトロニクス制御技術者として活躍できる人材の養成を目標としています。そこで、体系化された制御理論をはじめとして、計測システム、情報処理システムおよび駆動システムの科目を学ぶとともに、関連分野として、機械工学、情報工学、電気工学および電子工学などの基礎科目も学ぶカリキュラムを構成しています。
養成する技術者像
知能制御工学コースでは,技術者像を以下のように定めています。
「自動車、家電製品、ロボット、プラントなどさまざまな対象を人の望む通りに動かすための基礎知識となる計測・制御工学および情報技術など、制御に関する幅広い視野を持ち、社会の多様な分野で活躍できる計測制御技術者」
研究室紹介
坂井研究室-より優しい医療のためのロボットシステムを創る
私たちの夢はロボット・機械技術でより優しい医療に貢献することです。坂井研究室では医療機関と共に、リハビリ・手術ロボットや、人工関節・人工歯といった医用デバイスの開発を行っています。協力して研究を重ねていく過程には、医療をはじめとする様々な知識や想いを丁寧に解きほぐし、共に一つの物にまとめあげていく醍醐味があります。なにより、人のために直接役に立つものです。病気や老化により、皆さんだけでなく世界中の人々がこれらの医療を必要とする日のために、新たな挑戦を続けています。